2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪弁モドキ

夕方、新宿近辺で仕事が終わったので、今日は早く帰ろかなぁと駅前を歩いていると、背中から声をかけられた。昔ちょっとだけ付合いのあった大阪人で、あまり深入りしたくない奴なので、挨拶だけして早々に別れようとしたら、 「そや、ちょっとKさんの意見を…

1956年

このところ、クリフォード・ブラウンの『スタディー・イン・ブラウン』や『アット・ベイズン・ストリート』、ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』、マイルス・デイヴィスの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』やマラソン・セッションの4部作…

70年代の夢

1970年代の中葉、僕は、青春(死語)の真っ只中にいた。 三島由紀夫の自決やよど号事件・あさま山荘事件ではじまる70年代は、60年代の狂乱の残滓があちこちの袋小路でゲロのように汚臭を放つ、今思うといささか胡散臭い時代だった。それでも、そんな中、「言…

マイルス・デイヴィス Miles Davis

■ラウンド・ミッドナイトとマラソン・セッション マイルス・デイヴィスは1951年からプレスティッジと専属契約を結んでいたが、売れっ子になるに従って主に金銭的に不満が大きくなり、55年に大手のコロンビア(CBS)と契約を交わすが、この時点でプレスティッ…

ソニー・ロリンズ Sonny Rollins

■ロリンズと引退 「ソニー・ロリンズついに引退!」というニュースが飛び交っていて、この10〜11月の日本公演を最後に現役引退するという。ところが、9月3日の毎日新聞に載った中川ヨウ氏のインタヴュー記事によると、体力的な理由(現在75歳)で日本等…

中秋の名月

今日はニョウボが母親の看病で病院に行っていて、帰りが遅くなりそうだったし、そもそも休日は僕が愛犬メルの散歩当番なのだ。5時半ごろ散歩に出かけた。 荒川の河川敷を1時間ばかり巡って帰ってくる頃には、もう辺りはかなり暗くなっていて、ああもう秋だ…

「日本核武装論」VS「生存税導入論」

今日はひょんなことから、久しぶりに会った知人のK氏と飲んだ。 K氏は57歳で、いわゆる「団塊の世代」の典型だが、この前の総選挙の話から、5年後には否応なしにやってくるこの団塊世代の老後の問題について、酒の勢いで破天荒な議論になった。 K氏は…

クリフォード・ブラウン Clofford Brown

■ラッパ吹きの夭折 ジャズの歴代のトランペッターたちは、何故か死神に愛されたらしく、多くの名手たちが夭折の宿命を背負っていた。幾つか例を挙げれば・・・ ・ビックス・バイダーベック(28歳) 恐らくアルコールが原因で死亡。 ・ファッツ・ナヴァロ(26…

無垢という病

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)作者: 村上春樹,柴田元幸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/07/19メディア: 新書購入: 5人 クリック: 47回この商品を含むブログ (124件) を見る村上春樹は僕より7歳年上、柴田元幸は2歳年長である。 両氏が言う…

バド・パウエル Bud Powell

ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1アーティスト: バド・パウエル,ソニー・ロリンズ,カーリー・ラッセル,ファッツ・ナヴァロ,マックス・ローチ,トミー・ポッター,ロイ・ヘインズ出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2004/06/09メディア:…

というわけで

というわけで、試しに一発、ジャズのレヴューをやってみたけれど・・・ 音、について何かを伝えたいと思うとき、言葉っていうのは何て役立たずな道具なんだろう・・・てなことを、昔アスキーネットというパソコン通信のジャズSIGに出入していたとき、ひどく…

或る商談

今日は、6時に商談があるということで恵比寿まで出向いたが、先方から1時間ばかり遅れるとの電話が入り、仕方なく駅前のルノアールで暇をつぶしていた。7時過ぎに相手がやって来て、すいません、すいません、お待たせしまして。お腹がすいたでしょうから…

はじめに・・・

そういうわけで、Livedoorブログのあまりの重さに辟易したクマキチは、今後は「はてな」でやっていくことにしました。以前の記事をインポートすることもできるみたいですが、もともと思いつきで書き散らした駄文ですので、無益な再録はやめておきます。ここ…